
設計業務のことはもちろんですけど会社のルールも聞く気満々でしたので何とかなるだろうと思って入社しました(笑)。
●設計はとにかく難しいなぁっていうイメージですけど、どうやって仕事を覚えてるんですか?私にとって設計技術者はほんと、20年以上前から尊敬の的です!
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わからないことがあったら、自分から先輩に聞いて教えてもらってますね。聞いてばかりだとよくないと思いますんで、会社にある講習会の資料とか基準書とかを調べてます。
以前はインターネットで調べたりもしてましたけど、情報の根拠といいますか、出典を探すのが大変でした。例えば盛土の設計の場合、材料の種類によって法面勾配の基準が違うんですが。基準の根拠(出典)を知りたいと思ったときに、結局ネットでは納得できるものがなかなか出てこなかったんです。あと、知れば知るほど情報の信頼性に疑問を持つようになって。結局は先輩に聞くのが、一番正確で早いってことに気づきました。
あ、もちろん先輩に聞けば早いのは当然だと思うんですけど。なんで勾配の根拠を自分で調べようかと思ったかというと、根拠はどこからきてるのかな、と気になったからです。
ということで、どうやって仕事を覚えているかをフローにまとめると、①から④の繰り返しですね。入社時から現在まで、こんな感じです。
①作業に疑問を持つ
②自分で調べる
③先輩に聞く
④作業する
●ところで、高校を出てすぐ設計コンサルに就職するって、不安じゃなかったですか?高校でも大学でも、力学系とか材料系とか個別の勉強はあっても、応用分野の設計について勉強するってことはまずないですからね。
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私の性格なのかもしれませんが、不安はなかったです。設計業務のことはもちろんなんですけど、会社のルールとか何でも、聞く気満々でしたんで。まあ、何とかやっていけるだろうな、と思って入社しました(笑)。
●仕事をするうえで大事だな、って思うことはなんですか?
漠然とした質問ですみませんね。。。
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『仕事に使う情報が探しやすい状態とか、その環境が整っていること』が特に大事だなと思ってますね。
●最近、何か技術研鑽で取り組んでいることがあったら、教えてください。
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情報の検索とか整理とかに関係することですけど、会社でサブスク契約しているAIのソフトを使ってみてます。ただ、まだまだアウトプットに過不足が多いので、イメージ通り使いこなせるように、使い方を試験中です!
●学校では、プログラム関係などを勉強されていたと思います。設計ではCADとかPCの仕事がメインですから、勝手なイメージですけど、相性が良さそうです(笑)。どんな感じですか?
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学生のころもそうでしたけど、今でも趣味と実益を兼ねてWebサイトを作ったり、プログラムを作ってみたりしてます。エクセルのマクロ機能を使って、仕事で使うプログラムもいくつか作ってきました。今後、みんなに使ってもらいたいです。
あと、ゲーム作りも好きなんですけど、デバック処理(バグの発見と修正)が大変。思うように動かないときは当たり前として、何となくうまく動かない、微妙に違和感があるときのデバック処理が、とにかく大変なんです。
あ、そういう意味で。プログラムのデバック処理は、設計で作成した図面を最後の数量計算書に落とし込んだ時の確認作業にすごく似てます!数量計算書だけ見ても、あっているのか間違っているのかがわからないので、一つ一つ、最初までさかのぼってチェックしてます。しょうがないことですけど、設計図面を作るよりも確認作業の方がはるかに時間を使ってますね。なので、確認作業をマクロで解決できないだろうかと考えてます。
●将来、どんな技術者を目指してますか?人によると思いますけど、管理技術者になりたいとか。
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正直に言うと、まだ、管理技術者になってバリバリ発注者と折衝するっていうイメージは沸いてないですね。今はとにかく、基本的な設計の技術力を磨くのが精一杯なので。発注者とのやりとりについては、管理技術者のサポート役として、定型的な書類のやり取りなどを主体に行っている感じです。
将来は、業務を受注したときに、1から10まで自分で処理できるようになりたいです。これは、管理技術者として俯瞰的に管理できるようになりたい、ということじゃなくて、自分の力で全体の内容を一つ一つ把握して、それを理解して対応できるようになりたい、ということです。具体的な能力の例を挙げると、自分の力で設計の根拠探しがスムーズにできる、といったことですかね。
●最後に、当社に就職を考えている方に向けてメッセージを。
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疑問を持ったら、納得できるまで調べたり聞いたりしないと気が済まない人にお勧めです。先輩は、聞けばしっかり時間を取って教えてくれますからご心配なさらずに。あと、同業他社の人からは驚かれるんですけど、休みは普通にとれますので(笑)。他の設計コンサルと比べたことはありませんが、自分としては、プライベートの自由な時間は十分あると感じています。
Profile
2020年4月入社(6年目)
出身校:沖縄県未来工科高等学校 コンピューターデザイン学科
- 所持資格
-
- 1級土木施工管理技士 令和3年取得
- 測量士
- 資格名が入ります
- 資格名が入ります

設計業務はとにかく奥が深いですからね。
安心して仕事を後進に預けていけるように
技術や考え方をどんどん継承していきたいです。
●唐突ですが(笑)。失礼ながら、『当社一筋』の部長にあえてお聞きします。今までで、会社を辞めたいと思ったことはありますか?もちろん、言える範囲で(笑)。
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いやいや、それは当然ありますよ(笑)。20年以上前の話ですけど、入社して2、3年目ぐらいのときは、何度か辞めたいと思ったことがありますね。なんというか、仕事が妙に難しいなと感じてしまったり、なかなか進めきれなかったり。
特にきつかったのは、設計基準に標準的な考え方が無いような、イレギュラーな問題や課題に直面することが増えてきたころでした。これって、打合せの期日までに解決できるんだろうかとか、工期までに作業は終わるんだろうかとか、いろんなプレッシャーを感じてましたね。
●いや~、部長と同年代の技術者ということもあって、私にはすごく共感できます。。。その後はどうですか?
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仕事が難しいなと感じることは、今でもよくありますよ。設計業務はとにかく奥が深いですからね。ですけど不思議なもので。今となっては、仕事が大変で辞めたいと思うことは、全然ないですね。家族や同僚の生活のためということは言うまでもないんですけど。ありがたいことに、会社と社会に貢献できているな、という実感をいつしか持てるようになったことが、大きいですかね。もちろん、部長という立場ですから、責任感からのプレッシャーは常に感じてますけど。
●部下の育成についてです。ご自分のためにも会社のためにも、仕事をどう効率的、効果的に覚えていってもらうかが重要ですよね。どんな風にされていますか?
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経験者にはわかることなのですが、設計業務では技術体系が複雑でその範囲も広く、内容が多岐にわたります。また実務上は、座学では補えないようなイレギュラーなことやケースバイケースの対応が、キーポイントになるんです。なので今のところは、頭から一つ一つ座学で伝えるのは効果的ではないなと。正直なところ、当社独自の体系的な教育プログラムといったものも整備していません。
ただし当社では、外部研修を積極的に活用していて、設計だけによらず、社会人のマナー、SDGs、その他周辺知識に関するものまで業務時間内に含めて、仕事扱いにしています。もちろん、参加費や交通費など研修に関する費用も会社が負担しています。
●OJT(実務を通じた訓練)については、どんな風に考えていますか?
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いったんは、最低でもここまでは伝えておいた方がよいな、というところまで説明するように留めて、任せるようにしています。そのあとは、同じような業務内容だとしても、人によって伝えるタイミングや内容は全然違ってくるんですね。ですので、担当者が質問してくれたとき、私がどうしても必要と考えたとき、その都度、できるだけ多くの時間を割いて打合せするようにしてます。最近だと、静穏度解析の業務で初めて主担当になってもらった例があるんですけど、よい仕事をしてもらってますよ。
あと、これは自身の体験談でもあるんですけど。経験値が違う先輩の視点で必要と思うことを、先回りしてたくさん伝えようとしたところで、やっぱり実務を伴わない知識は頭に入りにくいんですよね。どうしても、大半のことは右から左に流れてしまうので、時間的にも精神的にも効率的とは言い難いなと。上手に教えられる人がうらやましいです(笑)。
●次は、すごく現実的な話をお聞きします。CADのソフトにはいろいろと種類がありますよね。転職を考えるベテラン技術者にとって、どのCADソフトをメインで使っているかのというのは、案外、ボトルネックになるんじゃないかと思いまして。
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当社では、オープンCADのBVCADとHOCADの2種類をメインで使ってます。例えば、沖縄県の業務ではBVCADで納品する必要があります。私は、BVCADよりもHOCADが使いやすいので、HOCADで作ったものをBVCADに変換することで対応してます。確かにCADは、ソフトが違うと印刷のやり方すらわからないほど操作性が全然違っていて、全く使いこなせないことだってありますからね。
●将来に向けて、技術継承をどんな風にイメージしてますか?
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自分が退職したり一線を退いたりということをイメージしながら、今のうちから安心して仕事を後進に預けていけるよう、技術や考え方をどんどん継承していきたいですね。
設計の仕事は奥が深くてしんどい時もありますけど、検討結果をまとめていくプロセスは充実感があって楽しいです。あと、自分が設計に関わった構造物の実物を見ると、何とも言えない満足感があるんですよね。構造物の規模が大きいとか小さいとかは、あんまり関係ないんですよ。
ベテラン技術者のあるあるだと思いますけど、それだけに、どうしても仕事や技術を抱え込んでしまいがちだと思うんです。ですから、極端に言えば、近いうちに引退するんだ!というぐらいの覚悟をもって取り組むことで、本気モードにしていきたいと考えてます。
●もう十分ベテランの領域だと思っていますけど、あえてお聞きしますね。技術者としては、どんな風に追求していきたいですか?
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設計の仕事は技術基準だけでは完結しません。決して自己満足というわけではなくて、論文や類似事例などをどれだけ調べて、どれだけ自信を持って最適解と思える成果を出せるかが大切だなと感じてます。ベストに近いと思える結果が導き出せたときはもちろん嬉しいですから、より効率的に、納得できるような完成度の仕事ができる技術者を追求していきたいですね。
●最後に、当社に就職を考えている方に向けてメッセージを。
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DXやAIしかり、新しい概念や道具もどんどん出てきてますし、それに伴って技術基準の進化が早まることも予想されますから、どうしても挑戦することを避けては通れないと考えています。
もちろん私にも未だに、苦手なことがあります。誰にでも得手不得手や家庭のことなど、個別の事情があるものです。当社は、そういった個性を認め、補い合うことによって、たいていの仕事をやってのけるチームだと自負しています。就職先の選択肢の一つとして、当社を選んで頂けると幸いです。
Profile
2001年4月入社(25年目)
出身校:琉球大学大学院 理工学研究科
- 所持資格
-
- 1級土木施工管理技士 令和3年取得
- 測量士
- 資格名が入ります
- 資格名が入ります

テキストテキストテキストテキスト
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私は入社して3年目なので、まだ分からないことがたくさんあります。しかし、経験豊富な先輩方に相談・質問をしたり、一緒に考えることでリスクを回避し、それが現場の品質向上に繋がっています。
また、仕事のやり方や知識を教わりやすい環境の良さがあります。年に数回の社内旅行や花見などのイベントがあり、節分やクリスマスなどの季節行事では、それにちなんだ食べ物が全員に振舞われます。社員同士のコミュニケーションがとりやすく、人間関係の良さは仕事を覚える上で一番の近道だと思います。
Profile
◯◯◯◯さん
令和2年4月入社
- 所持資格
-
- 1級土木施工管理技士 令和3年取得
- 測量士
- 資格名が入ります
- 資格名が入ります