株式会社 大栄コンサルタント

働く人の声

Interview01 設計部 担当者

設計業務のことはもちろん会社のルールも聞く気満々で入社しました。

沖縄県内の高等学校を卒業後、大栄コンサルタントに入社し、設計技術者としてのキャリアをスタート。5年間の実務経験を通して培ってきた仕事の取り組み方やこれから目指す自分の姿について語ってもらいました。

Profile

設計部 担当者

入社年
2020年4月(6年目)
出身校
沖縄県未来工科高等学校 コンピュータデザイン学科

どんな作業でも疑問を持って自分で調べて
その上で先輩に聞くのが、一番正確で
仕事を覚えるのも早いことに気づきました。

― 設計はとにかく難しいなあっていうイメージですけけど、どうやって仕事を覚えているんですか?
私にとって設計技術者はほんと、20年以上前から尊敬の的です!

設計部 担当者:わからないことがあったら、自分から先輩に聞いて教えてもらってますね。聞いてばかりだとよくないと思いますんで、会社にある講習会の資料とか基準書とかを調べてます。以前はインターネットで調べたりもしてましたけど、情報の根拠といいますか、出典を探すのが大変でした。例えば盛土の設計の場合、材料の種類によって法面勾配の基準が違うんですが、基準の根拠(出典)を知りたいと思ったときに、結局ネットでは納得できるものがなかなか出てこなかったんです。

あと、知れば知るほど情報の信頼性に疑問を持つようになって。結局は先輩に聞くのが、一番正確で早いってことに気づきました。あ、もちろん先輩に聞けば早いのは当然だと思うんですけど。なんで勾配の根拠を自分で調べようかと思ったかというと、根拠はどこからきてるのかな、と気になったからです。ということで、どうやって仕事を覚えているかをフローにまとめると、①から④の繰り返しですね。入社時から現在まで、こんな感じです。

設計部 担当者の「仕事を覚えるフロー」

  • ①作業に疑問を持つ
  • ②自分で調べる
  • ③先輩に聞く
  • ④作業をする

特に大事だと思うことは
仕事に使う情報が探しやすい状態と
その環境が整っていることです。

— ところで、高校を出てすぐ設計コンサルに就職するって、不安じゃなかったですか? 高校でも大学でも、力学系とか材料系とか個別の勉強はあっても、応用分野の設計について勉強するってことはまずないですからね。

設計部 担当者:私の性格なのかもしれませんが、不安はなかったです。設計業務のことはもちろんなんですけど、会社のルールとか何でも、聞く気満々でしたんで。まあ、何とかやっていけるだろうな、と思って入社しました(笑)。

— 仕事をするうえで大事だな、って思うことはなんですか?漠然とした質問ですみませんね。。

設計部 担当者:『仕事に使う情報が探しやすい状態とか、その環境が整っていること』が特に大事だなと思ってますね。

     

— 最近、何か業務の中で取り組んでいることがあったら、教えてください。

設計部 担当者:情報の検索とか整理とかに関係することですけど、会社でサブスク契約しているAIのソフトを使ってみてます。ただ、まだまだアウトプットに過不足が多いので、イメージ通り使いこなせるように、使い方を試験中です!

インタビュー写真
       

自作したプログラムを会社のみんなにも使ってもらいたいです。

ー学校では、プログラム関係などを勉強されていたと思います。 設計ではCADとかPCの仕事がメインですから、勝手なイメージですけど、相性が良さそうです(笑)。どんな感じですか?

設計部 担当者:学生のころもそうでしたけど、今でも趣味と実益を兼ねてWebサイトを作ったり、プログラムを作ってみたりしてます。エクセルのマクロ機能を使って、仕事で使うプログラムもいくつか作ってきました。今後、みんなに使ってもらいたいです。あと、ゲーム作りも好きなんですけど、デバッグ処理(バグの発見と修正)が大変。思うように動かないときは当たり前として、何となくうまく動かない、微妙に違和感があるときのデバッグ処理が、とにかく大変なんです。 あ、そういう意味で。プログラムのデバッグ処理は、設計で作成した図面を最後の数量計算書に落とし込んだ時の確認作業にすごく似てます!数量計算書だけ見ても、あっているのか間違っているのかがわからないので、一つ一つ、最初までさかのぼってチェックしてます。しょうがないことですけど、設計図面を作るよりも確認作業の方がはるかに時間を使ってますね。なので、確認作業をマクロで解決できないだろうかと考えてます。

       

業務を受注したときに、1から10まで自分で処理できるようになりたいです。

ー将来、どんな技術者になることを目指してますか?

           

設計部 担当者:正直に言うと、まだ、管理技術者になってバリバリ発注者と折衝するっていうイメージは沸いてないですね。今はとにかく、基本的な設計の技術力を磨くのが精一杯なので。発注者とのやりとりについては、管理技術者のサポート役として、定型的な書類のやり取りなどを主体に行っている感じです。将来は、業務を受注したときに、1から10まで自分で処理できるようになりたいです。これは、管理技術者として俯瞰的に管理できるようになりたい、ということじゃなくて、自分の力で全体の内容を一つ一つ把握して、それを理解して対応できるようになりたい、ということです。具体的な能力の例を挙げると、自分の力で設計の根拠探しがスムーズにできる、といったことですかね。

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Message

入社を検討されている方へのメッセージ

疑問を持ったら、納得できるまで調べたり
聞いたりしないと気が済まない人にお勧めです。

先輩は、聞けばしっかり時間を取って教えてくれますからご心配には及びません。あと、同業他社の人からは驚かれるんですけど、休みは普通にとれますので(笑)。他の設計コンサルと比べたことはありませんが、自分としては、プライベートの自由な時間は十分あると感じています。

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